種村家住宅
たねむらけじゅうたく
登録番号 | 第133号 |
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所在地 | 西区枇杷島一丁目2番18号 |
URL | |
年代 | 昭和8年築 |
用途 | 住宅 |
東枇杷島町から栄生町に向かう旧道沿い、惣兵衛川近くで医院を開業していた先代当主が、料亭建築も手がける腕利きの工務店によって建築した邸宅。 二重瓦屋根の門構えに続く板塀ごしに、漆喰塗の眉破風をもつ重層入母屋造りの主屋があります。 北側からは杉皮張りの堂々たる主屋の姿を見ることができます。 式台のある玄関、洋室の応接間、気品ある座敷、遊び心ある水回りなど、明治以降に発展した住宅建築の頂点といえる、昭和初期の粋を集めた木造住宅であります。 先代は多くの名古屋財界人と交流があり、たびたび当家で歌会が催されたとうかがいました。